一般皮膚科 DERMATOLOGY
よくある皮膚の病気
こんなお悩みもご相談ください
- 湿疹
- 手荒れ
- かぶれ
- 口唇ヘルペス
- 帯状疱疹
- とびひ
- 虫刺され
- うおのめ・たこ
- 白斑
- 乾癬
- 円形脱毛症
- 爪の変形・変色
- やけど
- しもやけ
- わき汗
一般皮膚科では、様々な皮膚の症状に対して診断と治療を保険診療にて行います。
爪や髪の毛も皮膚科の診察範囲です。
アトピー性皮膚炎
皮膚の乾燥とバリア機能が弱い体質があり、外からの刺激やアレルギー反応でかゆみや皮膚炎をくり返します。
年齢や症状に応じて塗り薬、飲み薬、紫外線療法、注射とさまざまな治療方法があります。
一人一人の患者さんにあった治療を選択し、継続していくことが大切です。
悪化したときだけ治療するのではなく、症状が落ち着いた後はその状態を保つために毎日スキンケア(保湿)を続けていくことで日常生活に支障がなく、薬をあまり必要としなくなることが目標です。
ニキビ
10~30歳代に多く、顔、胸、背中などに見られます。
毛穴に皮脂がつまった状態の白ニキビや黒ニキビが炎症をおこすと赤くなり膿をもつようになります。赤くなったニキビは治療後に跡が残ることがあります。
ニキビはすぐに良くなるものではなく、年齢や肌質によって数ヶ月から数年の治療となります。症状に応じた塗り薬や飲み薬とスキンケアでニキビ跡を作らないようにすることが目標です。
じんましん
皮膚がかゆみを伴って赤く盛り上がり24時間以内に跡形もなく消えることが特徴です。
じんましんの約7割がはっきりとした原因が分からないタイプです。原因が避けられない、原因が分からない場合は飲み薬の治療を行い症状が現れないことを目指します。
飲み薬の治療でも効果が現れないじんましんに対してはオマリズマブという注射の薬があります。
手足のいぼ(ウイルス性のいぼ)
ヒトパピローマウイルスが小さな傷から入って感染し、硬く盛り上がります。
手足や指によくできて、放置すると家族にうつったり、数が増えたり大きくなったりします。基本は2週間から3週間に一度、液体窒素で治療します。
水いぼ
幼児期に多い皮膚の感染症です。
伝染性軟属腫ウイルスが小さな傷から入って感染し、小さく盛り上がります。
自然に治ることもありますが、水いぼの中にはウイルスが詰まっているので、こすったり、かいたりすると増えてしまいます。
治療は麻酔のテープを貼って痛みを減らし、水イボ用ピンセットでつまんで取ります。
水虫
白癬菌というカビの感染症で日本人の5~10人に1人が感染していると言われています。水虫はかゆいというイメージがあるかもしれませんが、かゆい水虫は全体の10%程度です。
足以外にも爪や体のいろんな場所に感染することがあります。
皮膚科では顕微鏡検査で菌を確認して診断します。塗り薬の治療が基本で、症状が良くなっても1ヶ月は塗り続けることが必要です。爪の水虫の場合は飲み薬もあります。
皮膚のできもの
当院ではダーモスコピーという特殊な拡大鏡を使って詳しく観察し、治療が必要か、経過観察が必要か、心配のないものかを判断します。ダーモスコピーは、ほくろやシミなど色のある病変を診察するときにも使用します。